不思議

 

ビジネス知識源  無料版より抜粋


           2009年11月4日:Vol.240
 <Vol.240:謎に満ちたゴールドを解けば、
 管理通貨と経済のからくりが見える(1)  著者: 吉田繁治

 


【ゴールド・原油・資源の3倍への高騰】
2002年以後、ゴールドと原油・資源は、ほぼパラレルに平行し、約3倍 に上げています。

ゴールドと原油の価格を基準に一定の価値とすると、今、(1)株・証 券・国債、(2)そして個人の名目所得や貯蓄額、(3)そして不動産 は、約三分の1に下落しています。

価値の基準とする尺度を、ゴールドや原油に換えれば、別の、経済世 界が見えて来ます。

問題は、価値の基準は何かということです。現在の世界では、米ドル を基準に、あらゆるものの価格を計るため、2000年代も株・証券・国 債・名目所得・貯蓄額が増え、不動産価格が上がったかのように仮想 されているだけでしょう。

ゴールドや原油を基準に見れば、世界は、今も、通貨価値が下がるインフレを続けています。2009年現在、ドルや円で見るから「デフレ」に見えるだけです。(注)インフレは、見掛け上は物価の上昇ですが、その本質は、物価を計る通貨価値の下落です。

 


【不思議】
ここ2週間、長期の歴史で価値を一定に保っていると直感できたゴール ドについて、いろいろ調べてみました。

気がついたのは、通貨としてのゴールドを、まともに論じた本や論文 は、実に少ないということです。わが国では、ほとんどゼロです。

【政府の失敗になるから・・・】 調べた過程で分かった理由を端的に言えば・・・

(1)政府・中央銀行が管理する通貨価値の下落(=インフレ=貨幣膨張)は、
(2)「政府の金融政策」の失敗になるからです。
   この失敗は、政治的な責任になる。

【米政府の喧伝(けんでん)】
逆に、ドル圏が使う基軸通貨を発行する米国政府・FRBは、「ゴー ルドの通貨としての役割は終わった。」と、折に触れ言う。

●ケインズが1930年ころに「ゴールドの価値に依存するのは、ばかげ たことだ」と言って以来、主流派とされるエコノミストは、ゴールド への発言を、意識的または無意識的に封じています。通貨は、政府が 管理するものだという前提があるからです。

ケインズは、英国政府の財務高官として戦費調達のため国債発行も説 いています。第二次世界大戦後の、国際通貨制度である「ブレトン・ ウッズ体制(1944年〜1973年)」作りにも参加した。

【論理矛盾】
インフレの原因が、管理通貨の発行と流通量の膨張であることは、誰 も否定しない。ここに、管理通貨の論理矛盾がある。

インフレは、政府赤字を主因に引き起こされる。しかし政府は、そう でないかのように、振る舞う。ファンドの投機が、資源やゴールド価 格上昇の犯人と言う。これは誤りです。

ファンドは、利益が出るように運用するにすぎない。ファンドのマネ ー(負債)の、よって来たる根源は、政府赤字による過剰マネーでし ょう。

【救国】
私は、救国のために、言いかえれば高齢化に向かう国民の虎の子の金 融資産(世帯の金融資産1500兆円)を、将来の福祉費用に活かすため、 (円で3倍に高騰した今からでもいいから)100兆円分だけでも、順 次、ゴールドを買えばいいと考えています。民主党政権がこれを行え ばいい。そこから高齢化対策の福祉マネー、十二分に生まれます。

【米国が禁止すると言うが】
しかし政府、政治家、官僚は、それは、絶対できないと言う。理由 「米国が、日本政府の金の増加保有を禁じている」からだと言う。

情けないことです。小泉内閣時代(2001年〜2006年)には、円が、 100円〜125円のスプレッド(幅)で、米ドルにリンクするという「政府 間密約」があったように、ゴールドの政府・日銀による購買も禁じら れていると見ていいのです。

(注)今、この円・ドルの密約は消えている感じです。FX(外為レバレ ッジ売買)で、ドル安の反対売買をする個人が増えていますが、注意し て下さい。

政府・財務省・エコノミストは、(まだ)米国の圧力を恐れている ように思えます。

じゃ米国はなぜ、日本の政府を含む世界政府に「ゴールドを買わせな いのか?」 その理由は、論理的な推測によるしかないのです。

(注)民間や個人なら、堂々と買えます。資産性ではなく「商品とし ての金」を買うとIMFや米国に言えばいい。商品としてのゴールド は、公的には統計されません。   

                                                                                          以上引用終わり 


 

知らされていない事、不思議な事がいっぱいありそうですね。

吉田繁治氏の無料版のレポートを一部引用させていただきました。是非お読みください。

http://archive.mag2.com/0000048497/index.html

2009/11/09(月) | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)

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