*All archives* |  *Admin*

2017/06
≪05  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30   07≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
失って初めてわかる事
主人が脳梗塞で倒れて丁度、一ヶ月になる。
そして私たちは今月銀婚式を迎える。思えばこの25年間は私たちにとっては戦いの日々であった。
長男夫婦に子供がいないため、弟夫婦を旧家の存続のため養子として迎え入れその跡取りとして複雑な家庭環境で育った主人はそもそも温かい家庭生活という概念がなかったのか、はたまた、気丈な妻に安心していたのか親としての義務は果たしてはいたものの、これまで一向に家庭を省みることはなかった。今だかつて家族旅行も楽しい家族での外食も経験がない.
愛情はあるのだがその表現方法がわからないのだと諦めていた。
「浪花節だよ人生は」の彼の関心は専ら困窮した人々に向けられていて、そのために何度騙され、裏切られたかわからない。いよいよの時は家庭を守るため完全武装して最前線に出陣するのはいつも私で、却って出しゃばって余計なことをしたと責められる始末。それでもここまで結婚生活を続けてこられたのは彼が本当に嘘をつかない真っ直ぐな人だったから。

今年娘がようやく社会人となり、老後もまだ少し先と主人の健康管理を油断してしまった。
脳の4本あるうちの一本が首から右目奥まで詰まっており、まわりの細い血管が辛うじて血流があるために奇跡的に意識があるとのことで左側が完全麻痺の重症だ。3ヶ月後には再発防止のための脳のバイパス手術も控えている。
でも、私は決して諦めてはいない。
「あなたはまだ若くて筋力があるから絶対に体の右半分でカバーして社会復帰できるわよ。今まで他人のために精一杯やってきたのだから神様が見捨てるわけがないよ。」と子供達とともに励ましている。
主人も「家族のありがたみが身に染みたよ。絶対に歩けるようになって家族みんなでイスタンブールに行こう!いいな、わかったか、イスタンブールだぞ!!最初で最後だぞ!!」(涙目)
「??? わーぃ!行こ 行こー!」(涙目)

驚くほど多くの方にお見舞い頂き、今更ながら主人がどんなに外で頑張っていたかもわかった。
当たり前に歩き、食べることの幸せもわかった。そして、家族の大切さも・・・。

これからは私が又最前線に出なくてはならない。でも、後ろには援護射撃してくれる家族がいる。
鎧がちょっと重たいけど、今までとは違った夫婦関係で充実した人生を送りたいと思う。
スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

gold
ドル円レート
フリーエリア
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。